「通訳ガイド」という資格も検討中だったらしい

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舛添さんの「五輪通訳はボランティアで」発言に違和感を持ったので調べてみた:通訳案内士と善意通訳(グッドウィルガイド)

という記事に、
通訳案内士補佐とかいう、簡単に取れる資格を作ったらどうか?いや、ないな。
と書いたのですが、実はもうとっくに検討されていることのようでした。
先月末の記事にこういうのがありました。

東京新聞:「五輪までに2000万人」大丈夫? 訪日客ガイド不足:経済(TOKYO Web)

 このため観光庁が打ち出したのが、「通訳ガイド」の創設だった。案内士に比べ安易な制度として門戸を拡大、急増する外国人旅行者に対応しようとい うもので、〇九年から旅行業界関係者や大学教授らをメンバーにした検討会を開催。一〇年には、研修を受け一定のレベルに達した人を「通訳ガイド」として認 定する中間報告をまとめた。

 しかし一一年一月、観光庁は突然、「通訳ガイド」を事実上断念することを検討会に提案。最終報告では、国が認める特区のみでの運用となった。案内士と通訳ガイドの共存が問題となったためで、観光庁では「理想が先行していた」などと釈明する。

通訳ガイド、という名前のようです。

ただ、個人的に気になるのは、共存の前に、そもそも通訳案内士ががんばって資格を取るほどの待遇を受けているのか、ということです。

「通訳案内士 採用」
で検索してみると、確かに正社員で募集しているところもあるし、日当2万円~なんてところもあるのですが、
中には「サイクリングツアーガイド 日給8,000円~」というのもあったりして、
うーん、これなら「通訳ガイド」で十分だよな、という感じです。

外国人環境客に対するガイド不足に対処するには、制度だけでなく、利益を上げる仕組みが作りが欠かせないでしょう。

発展途上国と違ってどうしても人件費は嵩むので、
金持ちの観光客を相手にするか、
一人で多くの人数を相手にするか、
他のサービスと組み合わせて利益を上げるか、
国から補助金をもらうか。

うまくITを活用して、通訳案内士の資格を持ったオペレータがビデオ通話でガイドするというのはどうだろう?
・iPadミニ(LTEモデル)を空港で貸出
・SkypeやFaceTimeでガイドおよび通訳
– 公共交通機関の乗り方ガイド
– 旅館についたら女将さんの説明を通訳
– 観光地に着いたら歩きながら持ってもらってガイド
– 英語メニューのない飲食店に入ったら通訳
・空港で返却

一人で何グループも相手にできるので、効率もあがって料金を下げられるのでは?
外国人観光客が、何に興味を持っていて、何に困っているかを把握できるので、
集まる情報の価値もはかりしれないでしょう。

ということで、そう思って調べてみると、色々と進められている事例が見つかりました。

2020年までにぜひ普及して欲しいものです。
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