Twitterの公式クライアント(PC、モバイルのブラウザ版)では、タイムライン上では画像の背景を白で、クリックして拡大したときは画像の背景を黒で表示します。
これを利用して、タイムライン上と、クリック後で絵が変わるようにしたものが、「クリック推奨画像」と呼ばれており、「クリック推奨」で検索するとたくさん出てきます。
2013年頃から流行っていたようです。
今回、ずらすと別の絵に変わる切り絵や、猫の切り絵とロボットの切り絵を重ねるものを作っていて、画像ファイルで似たようなことをすると面白いものができそうだと思いついたので、白背景と黒背景で全く別の絵に変わる画像を自動生成するサイトを作りました。
2枚のファイルを上げるだけでできます。試してみてください。
普通は、何らかの画像編集ソフトを使って、透明な部分をうまく使って絵を描くところだと思いますが、これなら簡単にできます。
どういうこと?
「どんな2枚の画像に対しても、白背景で片方を黒背景でもう一方を表示するような画像ファイルは作れるか?」
ということを考えました。
これは、片方を白っぽいグレースケールの画像、もう一方を黒っぽいグレースケールの画像にすれば、可能です。
白っぽい画像の中で「最も黒く」見える部分は、黒っぽい画像の中で、「最も白く」見える部分と、同じ濃さの灰色になっています。
透明度をうまく調節すれば、こういう画像ファイルが作れます。
先ほどの、http://bw.kirie.xyz で作った画像をダウンロードして、Excelなどで画像を開いて、背景に黒や白のオブジェクトを置いてみれば、確かに背景によって見た目が変わることがわかると思います。
試してみてください。