THETA m15 と THETA S の解像度を球面に印刷して比較してみた


2015年10月23日に発売されたTHETAの最新モデル「THETA S」を買ったので、旧モデルの「THETA m15」と比較してみました。

THETA m15で撮影

新横浜 鶴見川(THETA m15で撮影) – Spherical Image – RICOH THETA

THETA Sで撮影

新横浜 鶴見川(THETA Sで撮影) #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

解像度がかなり上がっていますね。

解像度が良くなったということは、印刷した時にも違いがはっきりと出るはずです。

ということで、やってみました。

THETA印刷展開図

THETA印刷展開図

いつものように、展開図を印刷して、出っ張っている部分を引っ掛けて球状に組み立てます。

左がTHETA m15で、右がTHETA Sです。

THETA m15 とTHETA Sの比較(1)

THETA m15 とTHETA Sの比較(1)

写真を拡大して見て下さい。
左の方はピントが合っていないんじゃないかと思えてくるほどです。

THETA m15 とTHETA Sの比較(2)

THETA m15 とTHETA Sの比較(2)

左の木と右の木を比べると、明らかに右の方がくっきりと印刷されていることがわかります。
球体を手に持って見ると、違いは歴然です。

こちらの球体の直径はおよそ14cmですが、元々THETA m15で印刷したものは、比較しなくても分かるほど、ぼやけた感じがしていました。
直径9cmが限度かな、と思っていましたが、
THETA Sで撮影したものは、このサイズで印刷しても明瞭です。
印刷に耐える解像度のモデルが出たのはうれしいですね!

せっかく解像度が上がったので、以前作ったような、直径50cmサイズの巨大なものももう一度作ってみたいところです。
さすがにそのサイズだとぼやけてくるとは思いますが、THETA m15と比べると、印象は大きく変わるはずです。
そのうちやりましょう。

THETAの球面プリントに関する以前の記事

直径50cmの巨大サイズに関する以前の記事